Toyota Aristo(トヨタ アリスト)16#系 本革シート張替え
2013/10/21
トヨタ 16アリストの本革シート張替えの施行写真をご紹介します。
カスタムでも日常乗りでも人気が高いアリストです。中古市場でも非常に手に入れやすい価格まで値段が落ちてきていますね。エンジンも丈夫なので基本的なメンテナンスを行っていれば長く乗る事が出来ると思います。
そんなアリストですが、純正の革シート付き車はなかなか入手しづらくなってきました。入手出来ても経年劣化で革が傷み、擦り切れや破れが発生してくる頃ではないでしょうか(革が硬くなってきていたら症状進行していると思われます。)
そんな状態になったら補修やリペアでは元の状態には戻らないとお考え下さい。(リペア、補修技術はレストア車やスーパーカー等、乗り降りをあまりしない展示メインの車両に対して対して行う技術だと認識しております。すばらしい技術ですが日常使用を考えるのであればおすすめは出来ません。)
リペア以外の手段も調べてみました。トヨタの純正部品で革シート車の部品がメーカーより取り寄せが可能みたいです。(部品生産打ち切りになっているかもしれませんのでご注意ください。)※2013年8月時点での計算です。
【純正革シート車の純正部品代】
- フロントシート 背面 の革部品169,000円(運転席側1脚の価格です)
- フロントシート 座面の革部品133,000円(運転席側1脚の価格です)
- リアシート背面の革部品194,000円
- リアシート座面の革部品173,000円
車両1台分の革仕様の部品を取り寄せると部品代だけで100万円かかる事になります。(ちなみに上記の部品代は税抜きです。)※品番が非常に多いので黒革仕様で探しました。品番によっては金額上下すると思います。
ディーラーでの交換、取り付け工賃も含めると恐ろしい金額になりますね。メーカーの生産の都合や在庫等様々な要因が絡むのでこの金額でも仕方ないと思えれば良いですが、多くのユーザーにとっては現実的な話では無いと考えます。
ロブソンレザーではヨーロッパ原産の質感豊かな本革を使用し、1台1台シートを車体から外し、分解し、新品の本革でシート張替え後に手作業で組み上げていきます。(ヨーロッパ原産の本革なので質感はBMWやメルセデス車の革シート車に近い質感を想定してください。)

リアコンソールの機能も損ないません。カバーと異なる点は施工時にシートを車体から外し、クッションも単体になるまでバラしてから張替えを行うので非常にフィッティングが良い事です。動いてもズレる事はありません。
ロブソンレザーで本革シートに張替えた場合の金額(革等の材料費等も全て込みの金額です。)
【メーカー】
トヨタ
【モデル】
アリスト(16#系)
【施行範囲】
フロントシート×2、リアシート×1、ドアパネル×4、センターコンソール(肘掛け)×1
【無料オプション】
●ステッチの色変更
●パンチングレザーの選択
●基本カラー内から2色までのレザーカラーの選択
【有料オプション】※価格は製作する仕様によって変動します。
●アルカンターラ、ナッパレザー、その他特殊レザーへの変更
●シートヒーター施行
(張替えと同時施行であればフロント2脚で+73,500円(税込)です。シートヒーターのみ単独施行であればフロント2脚で105,000円(税込)です。)
【施工期間】
●シートの型紙が適合するようであればオーダー後約2週間程で革の手配や裁断縫製が完了します。その後約5営業日ほどお車をお預かりして張替え完了となります。(仕様や革メーカーの在庫状況により納期等変動します)
●弊社で一致するシートの型紙を保有していなかった場合は型紙から製作する必要がございます。施行の金額は変わりませんが、オーダー後に1度お車をお預かりしてシート表皮をお預かりする必要がございます。
【注意事項】
●革は天然素材です。シボの質感や色味、